研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

カンボジア・ニューヨーク一人旅2日目

3月12日 起きると周りには誰もいなかった。ものすごく天井が高く、広い空港に一人で寝ている。歩く歩道も停止している。飛行機の発着陸を告げる電子掲示板だけが活動している。そんな空間。朝5時。日本との時差は1時間。iPhoneは日本時刻を表示し、iPadは…

カンボジア・ニューヨーク一人旅1日目

タイトルが国名と都市の並列になっているのが気になるが、そう表すしかない。シェムリアップなんて書いても知ってる人少ないし、アメリカって書いてもアメリカのどこ?ってなる。 ともかく3月11日から22日まで、海外一人旅をした。大雑把には、以下のような…

シェムリアップ(カンボジア)に死す

こんにちは。僕はいま、カンボジアのシェムリアップという都市に来ています。 都市といいましたが、ここを都市と思う日本人はいないと思います。 シェムリアップは、新大久保にミサイルを10発ぐらい撃ち込んで3年経ったらこういう風景になるだろうな、とい…

大学の卒業が決まった

春休みに入って、たくさん旅行に行っている。金が溶けていく。 旅行は好きなんだけど、人に合わせて行動するのは好きじゃない。飯も「せっかく旅行きたんだしパッーっとやろう!」みたいにみんなは言うんだけど、俺はべつにコンビニの飯でも構わない。おいし…

大学を卒業できなくなるかもしれない、と思った

朝目を覚ましスマホで時刻を確認した僕は驚愕した。9時22分。1限の試験はもう始まっている。バネのように跳ね起き、「やばいやばいやばい」と小声で言った。コートを着て鞄を持ち寝癖を手櫛で梳かし玄関に向かいながら、もうだめではないか、いやいける…

【就活体験談】面接は「演技力の測定」と定義せよ

面接の時、人生で最も根拠なき自信がみなぎっていた。面接の直前にはカラオケで喉を開き、入念な自己啓発ののちに御社に向かっていた。その準備が功を奏し、僕は明るくにこやかにハキハキとしゃべることが可能であった。僕は面接官からリア充だと思われてい…

この性格を変えなければ近いうちに俺は自滅するかもしれない

俺は忙しいアピールが嫌いだ。なぜなら忙しいのはみんなそうだからだ。何もあんただけが特筆して忙しいわけではないだろうよ、と思うのである。 忙しいアピールはされるのが嫌なので、自分でもしないようにしている。忙しい時は、匿名のツイッターで「クソっ…

なぜ人は「ありえたかもしれない人生」について考えてしまうのか

友人に貸していた『ゲーム的リアリズムの誕生』が返却されたのでぱらぱら読み返したのですが、いろいろ考えたことがあるので草稿的に素描しておきます。 ・高校の時の別の高校に入っていたら……という仮定法過去高校2年生の4月頃、部活でいろいろ大変な目に…

紫色のお姉さんについて

こんばんわ。 「『本の感想を2日に1回ぐらいのペースで書きます』と言ってから5日が経ちました。それがこのザマです」と言ってから12日が経ちました。それがこのザマです。 しばらく本をゆっくり読むことはしばらくできません。それができるようになるの…

文学って読む必要あるのか?

1つ1つの仕事のメールで落ち込んだりしてはいけない。全体として仕事が成功すれば、全体としてプラスならばいい。個別の小さなマイナスを気にしてはいけない。 なぜ小さなマイナスを気にしてしまうのか。痛いからだ。小さな傷跡に驚いてしまうからだ。繊細…

最近読んだ本の感想5冊

「2日に1回ぐらいのペースで本の感想を書いていく。」などという宣言から5日が経過した。それがこのざまである。 本は読んでいるんだが、書くのがめんどくさい。果てしなくやる気がない。頭のなかで本についてあれこれ考えたりシャワーを浴びている時に独…