就活
朝目を覚ましスマホで時刻を確認した僕は驚愕した。9時22分。1限の試験はもう始まっている。バネのように跳ね起き、「やばいやばいやばい」と小声で言った。コートを着て鞄を持ち寝癖を手櫛で梳かし玄関に向かいながら、もうだめではないか、いやいける…
面接の時、人生で最も根拠なき自信がみなぎっていた。面接の直前にはカラオケで喉を開き、入念な自己啓発ののちに御社に向かっていた。その準備が功を奏し、僕は明るくにこやかにハキハキとしゃべることが可能であった。僕は面接官からリア充だと思われてい…
佐々木敦の『未知との遭遇』を読んでいるんですが面白いです。まず最初の「ビギナーの憂鬱」からして自分が考えていることと完全一致しましたからね。 ネットとその検索というシステムによって、あらゆる情報がアーカイブされ整理された時代、なにか新しい趣…
6月3日 ○○○研究所のGD&1次面接。豊洲には開始時刻の2時間前に来ていて、周囲をぶらついていた。しかし大変なことに、13時開始だというのに僕は13時半開始だと勘違いしていた。それに気づいたのは12時55分ぐらいのことだった。よく気づいたもの…
5月5日 昨日からジョナサンで徹夜で集○社と○○○研究所のESを書いていた。朝5時に帰宅し、シャワーを浴び、大学の図書館に行って下書きの続きをする。全く寝ていないのできつい。友達と会い、飯を食い、まったく回っていない頭で話をする。 そうこうしてい…
4月1日 中目黒にある某芸能事務所の説明会に参加。芸能には興味ないけど、視野を広げるために一応。興味が無いので、途中で寝てしまった。質問の時間があり、学生は頼まれてもないのに自分の大学名と氏名を言ってから質問をしていた。どれも聞いたことのな…
ピエール・バイヤールの主張は明快だ。「本は通読する必要はない。むしろ場合によっては、読まないほうがいいこともある」 読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫) 作者: ピエールバイヤール,Pierre Bayard,大浦康介 出版社/メーカー: 筑摩…
内定が出ました。これにて就職活動終了です。 周りを見ると、就活を終えたやつらというのは「いやあ、いっぱい祈られたけどそれはそれでいい経験だったなあ」などと言っています。 僕は全くそうは思っていません。 「リラックスして受けてください」という言…
参議院選挙2016の開票特番を聴きながらこれを書いている。このエントリの目的は特にない。ただ何か書きたいと思ったから書き始めた。 今日は9時ぐらいに起き、スーツを来て投票に行った。僕が投票に行ったのは昨年の統一地方選2015以来2回目だ。投票所には…
結局就活で見られているのは「雰囲気」であり、それは学生の「育ち」とか「環境」によって育まれるものだと思います。 こんにちは、17卒NNTです。 内定がありません。 自分で言うのもおこがましいですが、僕は学生時代にけっこうすごい経験を積んでいます。…
1週間ほど前、母親にこんな話をした。 「友達が、1年ぐらいなら就浪を考えているって。バイトしながらだったら人暮らしを継続できるし、お母さんも別にそれでいいってさ。あんたならなんとかやってけるでしょうって。俺ももしやばかったらインターンしてたと…
昨日、某出版社の2次面接を受けたのだが、今朝お祈りが来た。かなり志望度が高いところだったので、悲しい。とはいえ落ちただろうなとは思っていた。面接を受けながら、「あ、俺ヤバイ」と思っていたのだ。ESに書いていたことはまったく質問されず、「もし……
「まだES通ってないのに筆記試験の日程を手帳に書くなんて、アホらし」 ……そう思っていました。取らぬ狸の皮算用なんて、ダサいと。 でもね、それは破滅の思考です。今日そのことを実感しました。 某大企業SのES通過の連絡を頂きました。筆記試験の日程は、…
今日は14時すぎに目が冷め、青ざめました。明日必着のESをまだ書いていないからです。 というか本当は9時に起きるつもりだったのですが、今朝7時半になぜかバイト先から「店の鍵を開けて欲しい」という電話が掛かって来てバイト先に行きそのままスマホをい…
2016年4月26日火曜日 今日は某社の筆記試験で渋谷に行ってきた。渋谷、いつぶりだろう。乗り換えで駅構内を歩くことはあれど、街を歩くのは3か月ぐらいぶりだ。オンシャは宮益坂を上り、青山通りを左折した先にあった。時間まではまだ1時間以上あったので…
今日は某企業の説明会でした。あまり興味はないところなのですが、志望業界だったので行ってきました。会場に入って、机の資料をパラパラとめくっている時、何かの違和感をもつ。なんというか……右翼? 学生のうちに読んでおくべき本とか言っておくべき場所と…
就活のためにインターンを去年の5月から続けているわけだが、それがあまりにも長期化し、今もまだ続けているという異例の事態に。就活のために始めたインターンが就活を阻害するという倒錯ぶりに頭を悩ませている。いまのぼくはもはや、説明会に行ったり業…