研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

麻生太郎ナチス発言を今更考えました 1/2

 きっかけはこの動画です↓

 このsession22というラジオ番組はポッドキャスト配信もされていて、僕は通学中に聞いたりしています。普段ニコニコの政治カテゴリは嫌いで見ていないのですが、サムネに惹かれて再生してみました。

 コメント、かなり荒れていましたね(予想はしていました)。

 僕は麻生太郎ナチス発言については実はなんにも知りませんでした(というか興味がなかった)。しかしパーソナリティの荻上さんがものすごいバッシングにあっているのが不愉快だったので、「麻生太郎ナチス発言」というニコニコ大百科の記事→ http://dic.nicovideo.jp/a/%E9%BA%BB%E7%94%9F%E5%A4%AA%E9%83%8E%E3%83%8A%E3%83%81%E3%82%B9%E7%99%BA%E8%A8%80 を読みました。そこには発言内容全文が書かれていました。

 麻生太郎ナチス発言の解釈は2つに分かれています。すなわち「ナチスの改憲の手口を学ぶ」「ナチスの改憲の手口を(反面教師として)学ぶ」の2つです。インターネットの論調は大体後者の方で、彼らは前者の解釈で記事を書くマスコミやその他の人たちを「国語力がない」と批判します。ニコニコのコメントもそんな感じでしたね。

 さて、ネットでは「全文を読めば麻生の真意が分かる」的なことが書いてあったので、僕も全文を読みました。その結果……

 

 これはやっぱりおかしいと思いました。なぜかというと、「ナチスの改憲の手口を学ぶ」としか読みとれなかったからです。なぜネットではこれだけ僕と反対の解釈が膾炙しているのかさっぱりわかりません。初心者向けに解説した、みたいな記事も読んだのですが、どうも問題の発言箇所で論理が飛躍していると思いました。やっぱり僕は国語力がないのでしょうか。昨年のセンター試験の現代文も70点ぐらいしか取れなかったし……

 

 疲れたので明日に続きます。