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研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

今時一人で映画観るのって全然恥ずかしいことじゃないよ

 財布に余裕があり、なおかつ暇だったので何か映画を観ようと思って、以前ツイッターで話題だった『パシフィック・リム』を観ました。

 劇場窓口に行くと、なんと3D料金で大学生でも2000円。素直に妥協してチケットを購入しました。

 この映画は、平たく言うと、海から出現する怪獣*1を巨大ロボットで倒すというストーリーです。

 この映画が話題になった理由……それは多分映像だと思います。ハリウッドのCGってすごいんですよ、本当に。

  Youtubeとかで予告編→http://www.youtube.com/watch?v=PYJeoJQNi6Mを見てもらうと、少しは分かると思います、が……やっぱり映画館の音響で、3Dで見る*2と全然違いますよ。イェーガーっていう巨大ロボ*3が動くときのギィーンっていう音とか、ものすごくそれっぽい。ガンダムのモビルスーツとかコードギアスのナイトメアフレームとかは俊敏な動きをしますが、そういうのとは違うんですよね。なんというか重量級です。

 で、面白いのが、イェーガーの初号機である「ジプシー・デンジャー」は原子力が動力になっているという設定です。2号機以降はオール電化(死語)になっているようなんですがそれが仇となり、怪獣の発射するEMP *4の所為でストップしてしまうという事態が起こります。それで初号機*5が出動するわけです。そしてなんやかんやで怪獣を倒す。

 ……うーん。非常時に原子力で動くロボットが活躍して、世界の危機を救う……なんだかなあ。監督が意図してやったのか知りませんが、我々日本人にとっては、少々深い思考に陥らせるシナリオですよね。

 それと、怪獣の出現に備えて海岸に防護壁を建設するシーンがあるのですが、それが怪獣によって容易く破壊されてしまうんですよ。それも……あの震災のメタファーとしての演出なのか分かりませんけど、深読みせざるを得ません。

 あとイェーガーは基本2人乗りなんですけど、片方が日本人というのは、これはどうしてそういう設定にしたんでしょうか?

 

 まあそんなくだらない考察はどうでもよくて。パシフィック・リムの醍醐味は映像ですよ。怪獣はどれも絶望的にでかくて(ゴジラとかの比ではない)すごい迫力でした。なんか「kaiju blue」とかいう、怪獣特有の青白い発光は不気味さを完璧に表現していたし、酸を吐いたりしてホントにもう、バケモノの権化みたいな感じでした。実は映画を観る前にブックオフでバキを読んでたんですけど、「こりゃあ範馬勇次郎でも勝てんわ……」と何回思ったことか。

 あと香港*6の雑多な町の様子も良かった。カラフルなネオンサインとコミケ張りの人混みは、あの九龍城を彷彿とさせて神秘的でした(九龍城見たことないけど)。

 

 まだ観ていないという人は、この映画、おすすめです。

*1:英語で喋ってる役者が皆「KAIJU」って言っていたのが面白かった。ちなみに「リア充」と同じイントネーション。

*2:ちなみに僕はメガネをかけているので、3Dメガネとのダブル装着は、最悪だった。

*3:映画の序盤で脚注があったんですけど、イェーガーって、ドイツ語で「狩人」という意味なんですね。だとするとエレン・イェーガーってすごしネーミングだな。

*4:リンク踏んでもらえれば分かると思いますけれど、これはelectromagnetic pulseの略で、いわゆる電磁パルスです。劇中では怪獣が青色の波を同心円状に放射していました。

*5:初号機、初号機って書くとエバンゲリオンみたいですけれど、実際この映画はエヴァとリンクするところもありましたよ。具体的には忘れましたけど。

*6:香港攻防戦では中国製のクリムゾン・タイフーンっていう赤いイェーガーが出撃していました。その機体には雷雲旋風拳という必殺技みたいなのがあるんですが、想像以上にショボくて笑った。