研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

冴えた講義のサボり方

 半期15回の講義(最終回は試験)を想定する。

 同じ履修をしている者で14人組を結成し、ローテーションで講義を受ける。

 ノートをコピーしてメンバーに配布する。

 それだけ。*1

*1:このミッションは友達が大勢いないとできないのが欠点である。少なくとも筆者には不可能である。

 ただ、いまは大学生の大半がソーシャルメディアを利用している時代である(実感)ので、例えばフェイスブックで14人組を集い、ノートは写メなどの電子的手段で送信するというのも一つの手ではある。

 そこで指摘しておきたいのが、「友達じゃないので責任感が湧かない問題」である。フェイスブックは実名登録が原則だが、偽名を使ってアカウントを取得するのは容易である。そのため、ノートのデータを適当に貰っておき、自分のローテーションが回ってきたところでアカウントを削除して逃亡、ということも可能なのである。

 したがって、フェイスブックよりもフェイストゥフェイスで作戦を立案した方がよい。

 またもう一つ言及しておきたいのは、この14人組と言う制度は、一回の当番にかかる責任がとても重いということである。例えば担当メンバーが講義中に居眠りをしてしまいノートを十分に取れなかったとき、他の13名にまで迷惑がかかるのである。こうした不慮の事故を防止するため、ICレコーダーの使用(スマホのレコーダーでもいいのだが、電池切れが怖い)を義務付けるなどのルールを課すとよいだろう。

 また、その録音データをメンバーに送信すれば、「もしかしてノートに書かれてないけど重要そうなことを先生が喋っていたりしないか」という不安を払拭することが出来る。

 しかし毎回送られてきた90分の録音をチェックするのでは、何のためにサボったのか分からない。なので録音データを残すというチェック機能も大事だが、それはあくまで担当メンバーの確認の為に用いられるべきで、それよりも14人組の紐帯を重視すべきであろう。