研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

高校生がバイトするのってすげえなあと思う

高校の時はバイトやろうかななんて微塵も思わなかったから、携帯代稼ぐためにモスやマックで働いてる知人とかをすごく尊敬していました。

 

大学入って、4月後半、そろそろバイトのことも考えなきゃな、と近所のセブン-イレブンにバイトの面接に行ったんです。店長さんとバックヤードみたいな超狭いところで話したんですが、そこで

 

「高校生は時給マイナス50円なんだけど、なんでか分かる?」

って言われたんですね。

 

僕は大学生ですけど。

 

分からなかったんで、しばらく「うーん」と唸っていたら、答えを言われました。

 

「一学期の中間期末、二学期の中間期末、そして学年末試験で、五回も試験期間があるんだよね。で、その度にいちいちシフト減らすのって、正直大変。だからちょっとお給料下げてるの」

 

これはちょっと眼からウロコでしたね。まさかこんなところでそういう経済っぽい話を聞くことができるとは思いませんでした。

 

当時経済学部に入学したばかりでしたが、授業よりもよっぽど現実に根ざした理屈を知ることができたような気がしていました。

 

僕は奇妙な満足感とともにセブン-イレブンを後にしました。 

 

ところでそのバイトは落ちました。