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研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

夏休みと孤独

孤独論

この季節になると、高2の夏休み前のことを思い出します。

 

帰りのホームルームで先生が宿題とかについて話している時、僕の後ろのほうでリア充男子学生がこう話していました。

「夏休みも一緒にあそぼうぜ!」

「いいよ!」

漫画みたいな会話だなあと思って聞いていました。

 

他方僕は夏休みに遊ぶ約束をする友達もおらず、ホームルームが終わった後は、逃げるように教室をあとにするのでした。

 

ホームルームが終わった後って、教室の前の廊下がすごく混雑するんですよね。他のクラスの友達を待つためにたむろする学生でいっぱいになっているわけです。

 

それをするすると抜けて、僕は玄関で上履きを履き替えて下校します。僕はバス通学をしていて、バス停は学校の裏(正門の反対側)にあるので、いったん正門を出てから学校の外周に沿って歩かなくてはならないのですが、

 

そのときに放課後の学校の様子がちらりと見えるんですよね。屋上で日光浴をしてる体育会とか、教室で練習してる吹奏楽部とか。

 

そういうのを見ながら家に帰っていったわけです。我ながらものすごくむなしい高校生をやっているなあ、と思ってました。

 

だから夏休み、特に1,2年のときはいったい何をしてすごしていたのか……まったく思い出せません(三年の時は受験勉強に邁進していました)。

 

部活には入っていて、しかも僕は形式上の部長をやっていたのですが、全然まともな活動はできませんでした。それについては書くと長くなるので今はやめておきます。

 

クラスに友達はいなかったけれども、部活にはそれなりに話せる友だちがいました。しかし彼らと夏休みに楽しく遊んだ記憶もありません。彼らは合唱部を兼部していて(それゆえに僕の部活にはなかなか参加してくれなかった)カラオケが好きなんです。

 

でも僕は歌が下手くそで人前で歌いたくなくて、そのせいもあって彼らとそこまで親密な関係は築けなかったようです。

 

ほんと夏休みはなにしてたんでしょうね。バイトもしてなかったし。言の葉の庭のタカオくんに比べると目も当てられない怠惰な高校生でしたね。それにしたって、アニメや映画を貪り見るとかぐらいしておけばよかったのに。

 

とにかく学生時代の夏休みというものは、後悔のないようにしたいものですね。しかし大学二年生になっても、夏休みに頻繁に連絡をとって遊ぶような友達はいないのでした。