研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

最強のAV女優・天使もえ

天使もえというAV女優をご存じだろうか?

彼女は2014年にデビューし、2015年にはスカパー!アダルト放送大賞新人女優賞、DMMアダルトアワード最優秀新人女優賞を受賞した、人気女優である。

1994年7月生まれの21歳、すなわちぼくと同学年ということで、ビデオ鑑賞の際の妄想にもいっそう力が入る。

ちなみに名字の天使は「あまつか」と読む。天使の名に恥じぬ天使ぶりで、2016年ぼくのベストAV女優になっている。

しかし最近デビューしたばかりの新人・桃乃木かなもいいなと思っている。二郎が好きらしく、ツイッターを見ると飯を食いまくっている彼女のほほえましい姿を見ることができる。「いっぱい食べて大きくなるんだよ」と父の目線になってしまうことだろう。

だがそれでも一番は天使もえだ。その理由を紹介しよう。

ユーチューブに「トップAV女優・天使もえができるまで体験談」という動画がある。

その内容はこうだ。

天使もえは小学3年生の時、自動車のシートベルトの締め付けが性的快楽をもたらすということに気づき、性に目覚める。

中学の時、3人の男から告白される。その時、「一番セックスが燃えそうな男はだれか」という視点で一人を選ぶ。

そして高2の時、幼馴染の男と初体験をする。気持ちよかったという。

彼氏の開発により、手のひらを触られるだけで絶頂することができる。

真夏の閉め切った部屋で彼氏と行った汗だくセックスが人生で一番のセックスだという。

海外に行ってしまった彼氏と別れた後、汗だくセックスの快楽を超えるセックスを探求しつづけるも、なかなか見つからない。

そこでAVデビューを果たす。数々のプロAV男優と身体を重ねる。

しかし、デビュー2年目になる今も、あのセックスを超えるセックスはできていないという。

ぼくはこの話を聞き、率直に言って感動した。

ここまでセックスに”ひたむき”な新人がいるだろうか?

いや、新人というのは失礼に値するだろう。彼女のようなプロは、仕事ではなくセックスをしているのである。

仕事がセックスなのではない。セックスが仕事になっているのである。

高校の時の彼氏を超えるセックスを求めるためにAV女優になったのである。

そんな人がいるだろうか。

ぼくは見たことがない。

AVに限らず、一方で「趣味は仕事です」という人はたくさんいる。

仕事とプライベートの境界が消滅し、仕事が人生になっている人のことだ。彼らは仕事が楽しくないと人生やってられないので、仕事に打ち込むことで得られる達成感やお金を報酬として仕事を続けている。

しかし他方で「趣味を仕事にした人」となると急激にその数は減る。

彼らはもともと楽しいと思っていることが仕事になった人だ。彼らも実は仕事とプライベートの境界が消滅している。

だが違うのは、プライベートが人生になっているという点だ。彼らは仕事ではなく、プライベートが人生になっている。

プライベートとは、自分の好きなことをやる時間・領域のことだ。それが人生になったということは、彼らは人生が楽しいということである。

これは最強だ。なぜなら達成感やお金といった報酬なしに仕事を続けることができるのだから(もちろんお金がないと食っていけないのだが)。

話が大きく逸れたので、天使もえの元に戻ろう。

天使もえはセックスのためにAV女優を始めた。それはまさに、趣味を仕事にしたということだ。

先ほど言ったように、そのような人は最強の人生を送っている。

だから彼女は強いのだ。スカパー!アダルト放送大賞新人女優賞、DMMアダルトアワード最優秀新人女優賞受賞には、そのような背景がある。

ぼくはこのことを考えたとき、天使もえのビデオをもっと見ようと思った。出演者の素顔を知ることで虚構の世界に深くはまることができる。

この文章もそろそろ終わりに近づいているので、最後に天使もえの素顔により近づくことのできる映像を紹介しよう。

それはニコニコ生放送で放送された「ナマイベルポ」という番組だ。

これはAV女優をゲストとして呼ぶバラエティ番組なのだが、この番組の中で、「地球最後の日に何をしたい?」という質問コーナーがあった。

それに対する天使もえの答えがこうだ:

 

「めちゃめちゃセックスしたい」

 

 めちゃめちゃセックスしたい。

 それは、最強のAV女優である天使もえだからこそいえる言葉だ。

 AV女優の仕事とは何か? セックスである。

 つまり彼女は、地球最後の日に仕事をしたいといっているのである。

 天使もえは、地球に巨大隕石が衝突してくる様を眺めながら、騎乗位で腰を振り続けるのである。

 それはおそらく、この世で最も美しい景色の一つなのかもしれない。(1860文字)