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研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

就職活動日記(5月)

就活

5月5日

 昨日からジョナサンで徹夜で集○社と○○○研究所のESを書いていた。朝5時に帰宅し、シャワーを浴び、大学の図書館に行って下書きの続きをする。全く寝ていないのできつい。友達と会い、飯を食い、まったく回っていない頭で話をする。

そうこうしているうちに17時を過ぎた。○○○研究所のES締切は明日。江東区東陽町に行き、近所のサイゼでESの清書をし、封筒をつくる。近くのゆうゆう窓口に駆け込む。「ここじゃ明日中に届きませんよ」。再び電車に乗り、勝どきで降りる。いわゆるベイエリアだ。時刻は22時。晴海郵便局に歩いて向かう。黎明橋から夜景を望む。朝潮運河の両端には赤と青の光が灯るタワーマンションがそびえ立ち、その間に都心の高層ビル群が遠く見える。絶景絶景。晴海郵便局で速達で封筒を渡し、晴海埠頭の近くを歩く。レインボーブリッジ。美しかった。夜、こんな人気のないひらけた海沿いに一人でいる。異世界の体験だった。

 

5月10日

 飯田橋の○笠○○の筆記試験。僕一人だけ私服だった。試験内容は漢字の読み、作文(指定された書き出しに続いて600字)、ある本の一部を読み項目タイトルをつけるというもの。全部で120分。その日は文○○秋の筆記試験があったらしい。

5月11日

 翔○社の1次面接。書類免除。面接官2名、学生3名の集団面接。自己紹介、志望動機、それぞれの志望動機から派生した掘り下げ質問、逆質問で終了というゆるい面接だった。というか他の2名が、言葉を選ばずに言えば、弱かった。日○○P社や東○○○○報社の面接のときの僕を見ているようだった。

 

5月13日

 ○○○○ヴァ○○1の1次面接。簡単な適性検査ののち、面接官4人、学生6人の集団面接だった。人数が多いのでほとんどあまり話す時間は与えられなかった。返答は一人1分。人事がストップウォッチできっちり計っていた。志望動機とそれに派生した掘り下げ質問。僕は希望しない職種でも大丈夫かを聞かれた。それで終わり。こんな短い時間でどう見極めるんだ、といささか不審に思う。

5月14日

 小○館の筆記試験。テレコムセンターの巨大な会議室をいくつか借りているようだった。大手だけあって参加者の数もかなり大きい。この中から十数人を選抜するというのは大変なことだと思った。聞くと、東京会場だけで600人ぐらいいたようなので、大阪会場も合わせると1000人ぐらいいるのではないかと。

試験内容はクリエイティブ問題(40分)と「非常識問題」とSPI。クリエイティブ問題は、あいうえお作文を5・7・5・7・7の形式で、しかも指定された時事テーマに沿って考えるというもの。制約多すぎでは!? かなり難しかったが面白かった。非常識問題とSPIはどちらもまったくわからなかった。もっと勉強しておけばよかった。

 

5月16日

 ロッテリアエビバーガーを食べながらメーラを更新すると、講○社からお祈りが届いていた。結構ショックだった。まあどうせ筆記や面接で落ちるだろうから別にいいのだが。しかしそれでも、書類の段階で見限られたと思うと、悲しかった。

帰宅すると、続けざまに○笠○○から筆記試験のお祈りが届く。何が悪かったのだろう……まあここもそんなに志望度が高かったわけではない。でも面接にすらたどり着けなかったのは悲しい。そして○○○研究所から1次面接の連絡。少しほっとした。

 

5月17日

 一人カラオケをした。祈られたり通過したりで疲れていた。それで歌って気を晴らそうとしたのだが、まったく盛り上がらない。そんなとき、K○○○○○○Aから1次面接の連絡が来る。やった! かなり嬉しかった。それでテンションがぐーんと上がった。ご機嫌でカラオケを出て学食でパスタを食べていると、○○○○ヴァ○○1から2次面接の連絡が来る。やった! 先月就活に関して大反省してから、面接もうまくいくようになった。おそらく初めての面接通過。就活に対するモチベーションがみなぎってきた。

 

5月18日

 今日もカラオケ。しかし昨日と違うのはスーツ姿であるという点だ。歌って喉を開き、原宿に行ってダ○○○○○社の1次面接。面接官3名の個人面接。本音を言うと第1志望群なので、かなーり緊張した。しかし通り一遍の質問をされて終わり、意外と簡単だなと思った。

 その夜、早稲田大学で開催された就活講演会に参加した。話の内容はまあありきたりなものだったが、スーツ姿の学生も多く、モチベーションの維持になった。終了後、翔○社から2次面接の連絡。波に乗ってきた。

 

5月19日

 ダ○○○○○社から2次面接の連絡。完全に来てる。

 

5月25日

 ○○○○ヴァ○○1の2次面接。その前に30分の一般常識試験を受けた。明らかに30分では終わらない量の問題だった。面接は面接官4人、学生3人の集団面接。志望動機ののち、「トランプとクリントンのどちらが勝つと思いますか。理由も一緒に」といわれる。めちゃくちゃ焦る。肌が泡立った。3人のうち2番目に答えたのだが、もし1番目だったら目を白黒させて死んでいただろう。その後は1次面接と同じように志望動機やESの内容を深掘りするような質問を一つされ、終わった。

帰ってカラオケに行く。そわそわしていたのでまったく歌う気にならなかった。スマホでみんしゅうをいくどもいくどもリロードしていると、光○社から筆記試験の連絡。よしよし。しかし筆記の勉強をちゃんとしておかねば……

 

5月26日

 午前、翔○社の2次面接。面接官2名の個人面接。ここは面接のときの連絡で「○○さんのお話をもっとお聞きしたいと思い……」と言われ、それがとてもいい印象を持っている。面接もそれと同様に、非常に和やかな雰囲気のなか行われた。とくに答えに窮するような質問はなかった。

 そして午後、ダ○○○○○社の2次面接。面接官3名の個人面接。前回は全員男性だったが、今回は全員女性だった。なんか怖い。志望動機。他社就活状況。そして「セブン&アイホールディングスを辞めた鈴木会長にインタビューするとしたら何を聞きますか?」。はっきりいっておくと、僕はこの時点で「あ、終わった」と感じた。セブングループの騒動についてはなんとなく知っていた。けれどもそれはなんとなくでしかなかった。なにも考えることができなかった。その後も思考力や柔軟性を問うような非常にレベルの高い質問が続いた。「感謝の気持ちを言いたい人を3人あげてその理由」「いままで一番心から謝ったこと」「一番大勢の人をまとめた経験」……そのいずれも、僕は具体的な経験を交えて話すことができなかった。最後に申し訳程度の逆質問の機会を与えられ、終了。このことは以前ブログに書いた。

 

5月28日

 千駄ヶ谷にある小さなビジネス書出版社の説明会に行く。そこで僕はとある男に出会った。彼は僕と同じく出版社志望で、○○○○ヴァ○○1の2次面接にもいたという。そしてダ○○○○○社の2次面接に通過したというのだ。僕はこういう感じの質問をされて落ちてしまったんですがどういう質問をされましたかと聞くと、「わりと普通の質問でしたよ」「そういう難しいことは聞かれなかったなあ」とのこと。どういうことだ。はあ。その後彼とは新宿駅で「お互い就活頑張りましょう」と励まし合い、別れた。

 

5月29日

 飯田橋でK○○○○○○Aの1次面接。面接官1名、学生3名の集団面接のはずだったのだが、僕以外の2名が欠席したので、1対1の個人面接になった。実はこの日は集○社の筆記試験の日だった。僕も実はESの通過連絡を頂いていたのだが、先にこの面接の予約を入れてしまったため、やむを得ず欠席した。これはブログに書いた。

1対1は初めてのシチュエーションだ。緊張したが、人数が少ない分アピールする時間も増えるだろうと期待した。なんと志望動機も自己紹介もなく、最初に自分の好きな本について話してくださいと言われた。すげえ、やっぱり天下のK○○○○○○Aは違うぜ……!

相手の方は非常に物腰の柔らかく、丁寧に自分の話を聞いてくれた。正直いって、こんな大企業に入れるわけがないと記念受験のような気持ちだったので、逆にゆっくりと落ち着いて話すことができた。あ、いい面接だなこれ、と思って帰った。

 

5月30日

 築地にある某新聞社系の出版社の筆記試験。易しめの一般常識問題と作文。3つのテーマからひとつ選び、1000字で書く。制限時間は60分と、なかなか厳しい。でもなかなかおもしろいテーマを出す会社だな、と思った。

 

5月31日

青○社の面接。面接官3名の個人面接。この会社の面接だが、僕の就活のなかでトップレベルにきつかった。圧迫というわけではない。面接官の人たちが切れ者すぎる。学生だからといって容赦しないのだ。「人間性とかいいからお前の知識と発想力を見せろ」といった雰囲気だった。圧倒された。結論からいってしまうと僕はこの面接に落ちた。しかし僕は、この面接を受けることができて本当に良かったと思っている。以前から尊敬していたこの会社は、こんなにすごい人達によって支えられているんだということがわかったからだ。

 面接でどっと疲れたあと、翔○社から最終面接の連絡、K○○○○○○Aから2次面接の連絡が来る。