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研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

大学の卒業が決まった

春休みに入って、たくさん旅行に行っている。金が溶けていく。

旅行は好きなんだけど、人に合わせて行動するのは好きじゃない。飯も「せっかく旅行きたんだしパッーっとやろう!」みたいにみんなは言うんだけど、俺はべつにコンビニの飯でも構わない。おいしいものを探すのであれば東京が一番に決まってるだろう。

それから一番きつかったのが、夜寝る時だ。酒のんで自然に寝るのであればいいんだけど、「明日に備えて早く寝よう」ってなって、みんな布団のなかでスマホいじっているときのあの感じはどうも居心地が悪い。寝返りを打って衣擦れの音がするときなども落ち着かない。そして何よりも、暖房をつけるのが僕にとってはとてもつらかった。みんな「寒いんだし当然つけるでしょ」となるわけだが、僕は暖房のついている部屋で寝ると喉を壊すのだ。だから普段家でも暖房をつけていないし、というかエアコンがないのだが、暖房がある部屋に一人で泊まる時は暖房を切っている。で、やむを得ないのでマスクをつけて布団を頭から被って喉を守る。それでも翌朝は若干喉が乾いている感じがするため、煙草を控える。

そんなこんなで今日、東京に戻ってきたら、卒業通知が届いていた。ツイッターで同期が「卒業確定した」だの「あいつは留年した」だの言っている中、僕は地方で卒業できているかどうかで胃をキリキリ痛めていたのだ。喉を乾燥で痛めながら。母、ラインで言ってくれよ……と思いつつも、まあ母にとっては卒業通知が来るのは当たり前で、僕がどれだけ苦境に立たされていたのかを理解できていないわけだから、報告しないのも当たり前かなとも思う。

前後するけど、家に帰る前、大学の喫煙所で煙草を吸っていた。僕は入学当時は煙草を吸ってはいなかったけど、ああ、あそこに喫煙所があるんだな、ということは当然目視していた。あんまり近寄らないようにしようと思いつつ、満開の桜の下で、いろんなサークルのブースを回っていた。そこで新歓のチラシをたくさん受け取って、勧誘も受けて、どうしよう、友達できるかなと不安に思っていた。でもそれ以上に、全国各地からたくさんの同世代の人たちが集まってきている事実によって抱いた、何かが始まる予感や期待の方がはるかに強かった。そこで僕はあるサークルのブースに座っている先輩に声を掛けたのだった。春風が桜の花びらを散らしていた。あれから4年が経とうとしている。僕はなにか変わっただろうか。僕は成長できただろうか。