研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

孤独論

人と話すことができない

自分の話をしなくなってしまったのはいつからだろう? 高校時代、間隔が空くことはあれ、よく日記を書いていた。そこでは教室で起きた人間関係の変化やそれについて僕が思ったことがシャーペンで乱雑に書き殴られていた。また、部活で起きた事件(それも人間…

懺悔:なぜ僕はその時電話を取ろうとしなかったのか?

2週間ぐらい前の会社でのこと。僕の所属する課の島に座っているのは僕だけだった。ちょうど昼時で、他に人たちはご飯に行っているか打ち合わせをしているかで出払ってしまっていた。新人の僕は電話対応という重要な任務を遂行しつつパソコンでエクセルをいじ…

「俺あの人に嫌われてるのかな」は勘違いである可能性がある(ような気がする)

どういうことを書こうと思ったか。それはまず、次のような経験から始まる。 某部署の研修をしていた時、俺は教育係のNさんから若干の拒否感を感じた。……いやそれはもう本当に勘違いだったと今ではいえるけれども。 というか、要するに何をいいたいかというと…

職場の振る舞い方についての「解」

先日、会社の先輩に飲みに連れていかれ、就活の時の話になった。その時ぼくは結構酔っていたため、ぼくが就活の時にどのようにして頑張っていたかを話した。ぼくは就活の時、すごい元気よく、すごいリア充みたいに話していた。ぼくは面接の時、ものすごく元…

ニューヨーク一人旅の思い出

大学4年生の春休みの最後に一人でいったニューヨーク旅行について記します。もう2ヶ月も前のことです。1万5千字を超えており、長いです。おそらく誰も読まないでしょう。断言できますが、これを僕と関係のない人間が読む必要があるとは思いません。しか…

社会人1日目

年金手帳を持ってないので朝イチで年金事務所に行き、発行する。 会社に行く。電車の混み具合に死にそうになる。 電車を待っていたら、左からスゥーッと奴隷船が流れてきて、 (あれ?おかしいな) と思い、次の電車を待ったところ、左からスゥーッと奴隷船…

【就活体験談】面接は「演技力の測定」と定義せよ

面接の時、人生で最も根拠なき自信がみなぎっていた。面接の直前にはカラオケで喉を開き、入念な自己啓発ののちに御社に向かっていた。その準備が功を奏し、僕は明るくにこやかにハキハキとしゃべることが可能であった。僕は面接官からリア充だと思われてい…

この性格を変えなければ近いうちに俺は自滅するかもしれない

俺は忙しいアピールが嫌いだ。なぜなら忙しいのはみんなそうだからだ。何もあんただけが特筆して忙しいわけではないだろうよ、と思うのである。 忙しいアピールはされるのが嫌なので、自分でもしないようにしている。忙しい時は、匿名のツイッターで「クソっ…

文学って読む必要あるのか?

1つ1つの仕事のメールで落ち込んだりしてはいけない。全体として仕事が成功すれば、全体としてプラスならばいい。個別の小さなマイナスを気にしてはいけない。 なぜ小さなマイナスを気にしてしまうのか。痛いからだ。小さな傷跡に驚いてしまうからだ。繊細…

最終面接を受けてきた

参議院選挙2016の開票特番を聴きながらこれを書いている。このエントリの目的は特にない。ただ何か書きたいと思ったから書き始めた。 今日は9時ぐらいに起き、スーツを来て投票に行った。僕が投票に行ったのは昨年の統一地方選2015以来2回目だ。投票所には…

孤独感の連帯という欺瞞ーー孤独のグルメから考える

孤独というのはいいものだ。ドラマの冒頭でも言われている。「時間や社会にとらわれず、幸福に空腹を満たすとき、つかのま、彼は自分勝手になり、自由になる。誰にも邪魔されず、気を遣わずものを食べるという孤高の行為。この行為こそが、現代人に平等に与…

夏休みが怖くて仕方がない

"夏がくるから 海へ行こうよ ちょっとだけ 立ち止まって 迷う日もあるけど 凹む毎日 取り戻す日々 君に会って 笑い合って 始まるよ夏休み lan la lan la..." なーにが海へ行こうよじゃ、こちとら一緒に海に行く友達もいなければ彼女もいないんじゃ 聴けば分…

ぼっちは人間に興味があるのか否か

「趣味は人間観察」というと孤独を気取ってる馬鹿厨二病という感じがしますが、これは人間に興味があることを必ずしも意味しないと思います。観察って見てるだけじゃないですか。会話しないとその人の本質なんてまったく分からないはずですよ。 僕は高校時代…

幼稚園の記憶

僕は他のみんなと比べて比較的幼稚園の記憶が抜け落ちているようです。 高校の部活の後輩で、棚橋(仮名)と木野(仮名)という男がいました。彼らは同じクラスで知り合ったのですが、幼稚園のとき親しくしていたらしく、それで高校でもすぐ打ち解けたそうで…

プールの授業とカーストハラスメント

最近暑くなってきてシャワーの温度を下げて浴びたりしていると、プールの授業のあとのシャワーを思い出します。 小学校のときのシャワーは冷水で「地獄のシャワー」と呼ばれ恐れられていたのですが、中学校になると温水がでるようになりました。 僕は更衣室…

夏休みと孤独

この季節になると、高2の夏休み前のことを思い出します。 帰りのホームルームで先生が宿題とかについて話している時、僕の後ろのほうでリア充男子学生がこう話していました。 「夏休みも一緒にあそぼうぜ!」 「いいよ!」 漫画みたいな会話だなあと思って…

Facebookの網

最近大学のキャンパスで、高校の同じクラスだった女子に似てる人をしばしば見かけるんですよ。Rさんとしましょう。すごく似てるんですけど凝視する訳にもいかず、人違いの可能性もある。なんか気になって、Rさんのツイッターのアカウントを特定してやろう(ゲ…

解釈の境界画定

中学のとき田中(仮名)ってやつがいて、いてっていうかいなかったんですが、まあ要するに入学1日目からずっと教室に姿を表さない登校拒否だったんですよ。僕は田中とは違う小学校だったので顔も知らないんです。 これは田中と同じ出身校のクラスメイトが話…

労働のタイムリミット

当然ですけど僕は就職がめちゃめちゃ怖くて、「どの業種・会社を志望するか」とかを考えるのすら嫌ですし(思えば高校・大学の進学先を決めるのも辛かった)、就活とかマジありえないと思っているし、仮に内定を貰ったとしてもその後の身の振る舞い方とか想…

新入生勧誘活動

大学2年生の皆さん、新歓お疲れ様です。といってもチラシ配りとかが終わっただけでコンパとかは終わってないんでしょうけど。 僕は今年度からサークルの副部長的役割を任されました。副部長の仕事はメーリスの管理です。 で、一連の新歓活動が終了した後に…

孤独な人間が学祭に行くとこうなる

大抵の大学生は、「明日一緒に回ろうよ!」 など、友達と誘い合わせの上学祭を楽しむのでしょうが、言うまでもなく僕はそんなことを言う友達がいませんでした。 朝9時ごろに起床した僕は、10:30から始まるオープニングイベントをユーストリームで見ていまし…

この孤独は、僕が選んだものだった。

上野 (前略)無縁社会や孤族が話題になるときに、ただちに「行政は何してる」って短絡するのは、すごくおかしい。なぜなら、行政だろうが隣人だろうが、「助けて」って言わない人には手も足も出せないから。 古市 困っている人に当事者意識がないとっていう…

歩行者天国封鎖

タイトルを見て、何を連想したでしょうか? 僕は今日、この本を読み終わりました。 秋葉原事件 加藤智大の軌跡 (朝日文庫)作者: 中島岳志出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/06/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る 「友達がいるのに…

無意識反抗教唆

高校の時、「暴力や言葉の暴力」を振るわれている男がいました。彼は僕とクラスが違うのですが、その辺りの話は噂で聞いていました。 ある日、詳しくは知らないのですが、彼に「暴力や言葉の暴力」を振るっていたむくつけ男たちの1人が停学処分を食らったと…

シェアする必要のない楽しみの方が人生多いんじゃない

iPodtouchに入ってる懐かしい音楽をリスニングしているときに、ふと思ったんです。 例えばスマホでは、音楽再生アプリなんかを通じて、今聴いている音楽をツイッターに投稿できたりするじゃないですか。#nowlistening なんていうハッシュタグもあります。 で…