研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

レジ奴隷

 人生初のアルバイトを始めたことは以前報告したのですが*1それにしても大変です、アルバイト。今日は3回目の出勤ということで、現状の僕の未熟な仕事風景を緩く描写していきます。半年後ぐらいにこのエントリーを読んで「こんな時期もあったなあ」と懐かしむことができればいいのですが。という訳で、「スキャン」「タバコ」「袋詰め」の3つに分けて書いていきますね。

 

・スキャン

 スキャンはレジで一番始めにやることですね。ここで大事なのは、袋詰めをするときに楽になるようにスキャンの順番を瞬時に考えることです。まずそれが大変です。想像してみれば皆さんも分かると思うのですが、カゴに品物を入れていくとき、お客さんは無意識のうちに重いもの・大きいものをカゴの下に入れているんです。だからカゴの上から品物をスキャンしていくと、袋詰めが面倒なんですよね。

 そしてスキャンをしていくのですが、スーパーの固定スキャナって扱いが難しくて、基本的にとっても感度が良いんです。だから慣れればスピーディにスキャンしていけるのですけれど、たまに二重でスキャンしちゃうときがあるんですね。こうなったら新人の僕は、一瞬目の前が真っ暗になります。そのままポケモンセンターに走りたい気分ですけどそうもいかない。今日も2回、お客さんに「ちょっと小計高杉内」と指摘され、辛かったです。

 

・タバコ

 これはアルバイトに応募する前からずっと不安要素の一つでした。だって吸ったことないですから。それになんかタバコを吸うお客さんって怖そう。*2

  今日もこんなやりとりがありました。

客「セブンスター」

俺「ハッ、セセブンスタ。セッ、セッ……」(タバコケースの前うろうろ)

客「あのー、左のやつ」

俺「あ……スッssスミマセ」(左側で指うろうろ)

客「……○○番」

俺「アッ! こ、ッチラでですね」ピッ

 もうこんなことにはなりたくないなと思いました。*3

 ちなみにこれは先週知ったのですが、タバコの番号って全国共通とかじゃないんですね。僕はてっきりJTが公式に定めた番号で、どこのお店でも同じだと勘違いしていました。そりゃあ銘柄で指定するお客さんがいるのも当然ですよ。それにあの番号、視力が良くないとかで見えづらいお客さんもいるようです。

 だから僕は、タバコは遊戯王みたいに売ればいいのにと思いました。かつて遊戯王のブースターパックはサーチ行為が流行ってて、それで今時はレプリカを棚に置いといて、それをレジに持って行って店員に交換してもらうお店が多いじゃないですか。タバコもそういう風にすればいいのになあ、と思いました。

 あとタバコが10箱ぐらいで細長い箱に入ってるのを「カートン」っていうのも今日まで知りませんでした。*4

 

・袋詰め

 スーパーで買い物なんてほとんどしない僕からすれば、この工程が鬼門です。大きい物・重い物から詰めていく――いやそれは幾度も言われていることで、それができれば苦労しませんよ。

 肉や豆腐は透明な袋に入れるだとか、衛生用品は食品と別々にするかお聞きする、などいろいろ面倒な手順も多いのです。あとは卵やお弁当を崩れないように上手く入れるのは特に難しいです。

 今日なんか、僕があまりにも袋詰めが下手くそな所為で、お客さんが「私が入れるんで」と言い、僕はただスキャンするだけという事態になったことがあったんです。それでお客さんが「大きい袋下さい」と言われたりして、僕はもう情けなさで泣きそうになりました。何やってんだオレ、と。どうして店員の仕事をお客さんにやらせているんだ、と。

 しかもそのお客さん、袋詰め速いんですよ。僕がスキャンする方が遅いといっても良い。*5

 

 とまあそんなところです。あまり業務の核心に迫るところまで書いたら良くないと思い、自重したところはありますが。

 

 さて、明日も朝からバイトです。今日よりも上手くこなせると良いのですけれど。

 

早死にしたくなければ、タバコはやめないほうがいいい

早死にしたくなければ、タバコはやめないほうがいいい

*1:

初バイトの疲労 - 研ぎ澄まされた孤独

*2:これは全くの偏見で、大体のお客さんはふつう。

*3:合せて読みたい 

スーパーのバイト始めたけど地獄杉ワロタwwwwwヌホホwwwww:ハムスター速報

*4:今日先輩に「カートンっていうのは分かりますよね?」って言われて、「ええ^^」と返事をしてしまった僕はいったいなんなのか。

*5:ちょっと今書いてて悲しみを湛えてきました