研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

六本木ヒルズスカイデッキから港区の夜景・東京タワーの煌めきを望む

かねてより行きたかった六本木ヒルズの展望台に登ってきました。いわゆるガラス張りの展望台がチケット1800円、屋上のスカイデッキに登るには別途500円がかかります。

 

なお、スカイデッキに登る際はカメラやスマホ以外の荷物をロッカーに預けなければならず、したがって三脚の使用は認められていません。この条件でこの価格をどう思うかは、まあ、一度いってみて判断するのがいいのではないでしょうか。年間パスポートなるものも存在するようですから気に入っている人もいるのでしょう。ちなみに前売・当日券購入者は展望台に行くまでに40分ぐらいかかりました。

 

スカイデッキに登ると左手にこのような光景が見えました。

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渋谷・新宿方面です。このスカイデッキ、中央に大きなヘリポートがあります。ヘリポートは当然立ち入り禁止で、周囲を歩いて写真を撮ることになります。

 

トワイライトタイムに撮影した東京タワーです。
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100枚ぐらい撮ったんですが、手ブレした画像ばかりで全然いいのがありませんでした。

写真を撮る際には3つの概念が大事になります。シャッタースピード、F値、ISO感度です。

 

夜景撮影の際は、F値をそれなりに高くしつつ(景色全体にフォーカスするため)ISO感度は出来るだけ下げ(ノイズを減らすため)、シャッタースピードを遅くする(光を集めるため)ことが求められます。しかしこの設定では、三脚が必ず必要になります。手持ちだとブレブレです。だから手持ちで撮影するのであれば、ノイズは甘んじて受け入れ、ISO感度を上げ、シャッタースピードを速くすることで手ブレを抑えた方がよい、と思いました。

 

首都高速3号渋谷線を長時間露光で撮ってみました。
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ヒルズに来るまえ渋谷で本屋巡りをしていました。渋谷からはヒルズ行きのバスがあるんですね。初めて乗ったんですが、要はこの道路をまっすぐ走るだけで景色も代わり映えせず退屈でした。

 

トワイライトタイムが終わって闇に沈みはじめた港区。
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はい。

 

思ったんですが、六本木ヒルズって意外と高いんですね。他に超高層ビルがないと言うことなのかもしれませんが。ちょっと高すぎるせいで、東京タワーさえも見下ろす構図になってしまい、いささか迫力がないかなと思いました。

 

ニューヨーク旅行に行った際、エンパイアステートビルとロックフェラーセンターの両方の展望台で夜景を見ましたが、後者の方が迫力がありました。エンパイアステートビルは高度がありすぎて、せっかくのマンハッタンのビル群が小さく見えてしまうんですね。これは実際ネットでもよく言われていることで、ロックフェラーセンターの展望台・トップオブザロックは、その適度な低さゆえ、マンハッタンのビル群が眼前に迫り来るような非常に美しい夜景を見ることができるんですね。

 

あとはやはり、エンパイアステートビルを見ることができると言うのもデカい。エンパイアステートビルに登っているとエンパイアステートビルを見ることはできませんからね。まあそれはともかく、六本木ヒルズはエンパイアステートビルを思い起こさせるような建造物でした。やっぱり東京を見下ろすというのがヒルズがヒルズたるゆえんなんですかね。

 

そんな感じでした。今後は反省を生かし、ISOを上げて行きたいと思います(小並感)。

 

ちなみにiPhone7の標準カメラで撮影してみたのですが、このようになります。

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まあこんなもんですかね……?

たしかにアレですが、ダメと言うほどでもないかも……?